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コラム

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2023.01.12
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新春対談インタビュー!ゴルフトゥデイ社×Matto

ゴルフサプリにおける協業

出版社とIT企業 畑違いの2社はどのように一つのチームになったのか?

ゴルフ専門誌「月刊ゴルフトゥデイ」を発行する株式会社ゴルフトゥデイと、Webメディアの運営・収益化が得意な株式会社Mattoが共同運営する「ゴルフサプリ」では、ゴルフを観る人もプレイする人にも楽しめる情報・役立つ情報を発信しています。 今回はそんなゴルフサプリの運営に関する取り組みについて、2社の責任者に対談してもらいました。

人物紹介(業務紹介)

角田 柊二

株式会社ゴルフトゥデイ(以下、GT社) ゴルフサプリ統括編集長、月刊ゴルフトゥデイ副編集長。ゴルフ業界歴25年、ゴルフに関する多種多様な業務経験を有する。Web業界未経験ながらも、ゴルフサプリでは記事制作から広告の管理まで幅広く担当している。

江城 愛子

株式会社Matto ゴルフサプリプロデューサー。制作の実務は現場に任せ、管理や新規企画・SNSなどのディレクションを担当。そのほか、営業支援やオーナーとの方向性すり合わせなどの調整役を担う。

まずは取り組み方、体制についてざっくりと聞かせてください

江城 はい。まず、ゴルフサプリは2社で共同運営しています。編集部も、GT社さんと弊社に1つずつあるんです。

角田 そうですね、編集長の僕と、副編集長の幅さんが、それぞれ第一編集部と第二編集部に分かれて管理しています。ただ、分かれてはいるんですけど、基本的には「ひとつのチーム」の感覚です。実際に、制作も力を合わせて行うことが多いですね。

具体的には、月イチの全体会議以外にも気づいたことがあったら都度話す機会を設けています。Mattoのメンバーのみなさんは、幅さんを中心に日々リサーチや分析を行いながらWebの専門家として「こんな記事がいいんじゃないか?」と提案もしてくれています。

ゴルフサプリは、チームにSEOの専門家がいるのがポイントではないでしょうか。

同じ社内にいないとネックになるのはコミュニケーションの部分だと思うのですが、どのように解消しているのですか?

角田  基本的には、チャットワークやLINEでコミュニケーションを取っています。あとは、たとえばCMS入稿でもコミュニケーションが取れていますね。

入稿や修正作業の溜まり具合で忙しさまで推測できるんです。同じ場所にはいないけど、チームメンバーが今どんな状況で、どんな動きをしているのか把握できています。

江城 私たちは、「角田さん大丈夫かな?」ってなることありますよ(笑)

角田 どういうこと?

江城 角田さんって、突発的なお仕事入ることもあるし、1日連絡取れなくなることもあるじゃないですか。そんなとき、社内で「今日1日連絡ないけど、大丈夫かな?」って話してます。

そういうとき、チームの誰かが「Chatworkで連絡はないけど、管理画面動いているので忙しいだけみたいです!」とかって確認してくれます。

動いているのをどこかで読み取れるのはいいですね。角田さんの作業が溜まっているのも見えるので、そういったときは角田さんの作業がスムーズになるようにこちらから提案をするようにしています。

角田 僕からしたら、めちゃくちゃやりやすいチームなんだよね(笑)

信頼してるし、みんなお互いに気遣い合っているし。管理画面からチームメンバーの動きがわかると言いましたけど、読み取ろう、相手の状況を推し量ろうという気がなければ何も気づけませんからね、

その点、このチームはお互いに気遣いができるんです。

たとえば、次の人へのバトンの渡し方にもみんな自然と気を配っていて、管理画面上のタイトル先頭に【角田さん確認お願いします】のようにメッセージをつけてくれるんですね。こういったちょっとした気遣いができるチームなので、リモートワークでもコミュニケーションの問題は感じていません。

何より「ゴルフサプリを良くしよう」という意識を共有できている、共通認識を持てているのが大きいですね。

紙雑誌を担当していた角田さんはWEBメディアのやり方に考え方をシフトするのに苦労もあったと思います。その辺り、どのように切り替えていったのでしょうか?

角田 サプリに関わるようになって3年なんですけど、やっぱり最初はものすごく抵抗がありました。記事の作り方も、記事に対する考え方も、まったく違うので。僕自身で取材せず書くなんてありえないと思っていましたし、構成も雑誌とは全然違いますよね。

変わったきっかけは、「これ」というものはないんですけど、きっと少しずつ理解して自分の中で処理していったんだと思います。WebはPV取らないといけないし、そのためにはWebのやり方にシフトしなければいけない。

江城 だいぶ苦労してすり合わせした気がしますね。いっぱい話し合いましたね。

紙の方とSEOの考え方がぶつかるっていうのは、多分Webメディアあるあるだと思うんですよ。我々は、紙の編集者さん、ライターさんのやり方を否定するつもりはなくて……むしろ、リスペクトしてるんですね、やっぱり記事もクオリティも高いですし。ただ、どうしてもPVを取るためには変えてもらわないきゃいけない部分があって。

でも、それをそのまま伝えちゃうと否定してるみたいに取られちゃいがちなので、そこの伝え方がむずかしかったですね。最初はうまくできてなかったなって反省してます。

それでも、PVを取るために絶対に譲れないことだったので、たくさん話し合いました。

角田 かなり話し合いましたね。良くしたい思いは一緒だけど、やっぱりちょっと嫌に思う部分もありましたね。

江城 どうしても、Webメディアの運営となると、こちらが「こうしてください」と伝えることが多くて。WebメディアってPV取れないとタイアップも何も取れなくて、収益化できないので。そこはどうしてもわかってもらう必要があったんです。

でもやっぱり、角田さんは、受け入れるのに抵抗があったと思います。

角田 もうね、記事の作り方も違うし、その根底にある考え方も全部違う。取材しないのも、ソースが明確でないのも、画像を使い回すのも、記事の構成も、全部。紙の人間からしたら、ありえないことばかりで。

僕は、取材もせずに記事書く人間をライターとは認めてなかったんです。でも、ゴルフサプリのためには自分がそれをしなくちゃいけない。その抵抗はかなりのものでした。

正直、まだ全部なくなったわけじゃないんです。全然Webのこと理解もできていないし、雑誌風のタイトル付けたくなるし、写真もこだわりたくなるし。でも、必要だとわかっているし、Mattoのみなさんがものすごくサポートしてくれて、細かく説明もしてくれたので……うん、いまは割り切れましたね。

江城さんは紙媒体メインのGTさんとの取り組みでハードルを感じた部分はありましたか?

江城  最初は必死でWebのルールと必要な理由を伝え続けましたね。

でも、さっきも言ったように、どうしても指摘になってしまって、角田さんやライターさんたちに否定にとらえられがちなのが悩みでした。

必要な理由を伝えるために、ライターさんごとに記事のPVから分析して改善点を探すこともしていたんですけど、それも点数付けてるみたいで、嫌な感じになっちゃいますし。

でもPV取れないのには理由があって、それを改善すれば苦労して書いた記事がもっと多くの人に読んでもらえますよ、とか、幅にも協力してもらって、否定するんじゃなくて前向きになれる言葉を探して伝え続けましたね。

角田 1年以上かかりましたね。

江城  やっぱりものを作る人間なので、角田さんがおっしゃっているように、細部にまでこだわりたくなっちゃうのはわかるんですよ。

それに、私は紙を捨てる必要はないと思っていて。角田さんは先ほど「Webのことは全然わからない」とおっしゃいましたけど、そんなことはないですよ。

だって、Webメディアだから私たちは最初から主張もやり方も変わってないんですよ。それなのに今うまくやれているということは、角田さんが適応してくださったんですよ。

紙のこともWebのことも、どちらもわかる方になっている。ご自身ではまだ全然わからないっておっしゃってましたけど、タイトルがWebと紙では違うって知ってるだけでも、もう両方の知識を持ってる人ですよね。これってすごいことなんですよ。

でも角田さんがわかってくれても、今度はそのWebの考え方をライターさんにまで浸透させるのに苦労しましたね。角田さんは板ばさみにもなっちゃいましたね。

そこで話し合って、プロのライターでなくても、ゴルフブロガーさんを探してゴルフサプリの公式Twitterからスカウトしてみたんです。

角田 正直、最初は素人だと思っていました。でも、書いてみてもらったら、記事の質がすごく良くて。結果的に、2022年の大きな改革の1つになりましたね。

PVすごい取ってくれましたね。それに、徐々に紙出身のライターさんたちも、取れる方増えてきました。

見出しのテコ入れをしたのと、編集部みんなでしっかり話し合いながらテーマ出しをしたおかげだと思います。

1社で完結せず、2社協力体制をとることにどんなメリットを感じていますか?

角田 弊社のようなゴルフ業界の専門メディアと、Webの専門家であるMattoが組んだことがゴルフサプリの最大のポイントだと考えています。競合は、大手でもなかなかこの体制でWebメディア事業に取り組んでいるところはないですから。

うちにはMattoがいる、これは最大の強みですよね。

江城 そう言っていただけてすごく嬉しいです。

実は我々、ゴルフのこと全く知らない状態からスタートしていて。その上、編集業務も素人だった。そんな状態でもできたのは、やっぱりそれぞれ武器を持っている2社が協力したからなんですね。

全部できなくてもいいんです。補い合っていけるのが、大きなメリットですね。

お互いに今後お願いしたいことはありますか?

角田 Mattoのみなさんはもうしっかり取り組んでくれていますし、会社として十分なリソースも投下していただいているので……むしろ、これ以上負担を増やしたくないな、と思っていますね。

江城 私はありますよ。角田さんが仕事しすぎなので、振れる人を作ってほしいですね。本当に、心配なので。負担は減らしつつ、ゴルフサプリを成長させていける体制を作っていきたいですね。

角田 そういえば、お願いしたいことありました。Mattoの月イチゴルフ会に参加したいです。

江城 ちょうど社内で角田さんも参加してほしいねって話してたところなんですよ!ぜひ来てください!

角田 今でも十分コミュニケーション取れているけど、もっとみんなと、できればゴルフでコミュニケーション取りたいなって考えてるの。

江城 やりましょう!計画します。

ゴルフ楽しんでください。普段のコミュニケーションといえば、お二人はすでにプライベートでも関係があるとお話をお伺いしましたが…?

江城 オンラインゲーム仲間なんですよ。私ゲームが趣味なんで、ストレス溜まったら角田さんに付き合ってもらったり。昼間ぶつかり合ってても、夜になると仲良くゲームしてることがあります(笑)

角田 いいんだよ、それで。仕事では面と向かって言い合えないとダメなんだよ。別に嫌いで喧嘩してるんじゃないからね。

江城 そうそう、喧嘩って表現してるけど、意見の出し合いですよね。

角田 意見は出し合ったほうがいいし、相手に改善点があれば伝えたほうがいい。それで関係が終わるなら、それまでだよ。

江城 そうやって言い合える関係ができたのいいですよね。

角田 他人事じゃないからね。自分たちの媒体だから。みんなに期待されてるから。読者はもちろん、メーカーさん、ライターさん、関わってるすべての人に。関わって嬉しいと感じてくれる人、読んでよろこんでくれる人がいっぱいいる。

だから、媒体を持つっていうことは自分たちの分身だと思ってやらなきゃいけない。大事にして、育てる。今のチームはみんな、それができているんじゃないかな。

江城 現場仕上がってますよね。特に、今年。

角田 今年の進化は著しいね。

最後に

江城 まだ未熟で手が回っていないこともあり、申し訳ないなと思っているんですが、がんばっていきたいと思っているので、現場の角田さんはじめ、メンバーのみなさん、引き続きよろしくお願いします。

角田 来年は予算的に厳しい環境になると予想しているんですけど、それを言い訳にできない。目標達成を目指して、全員でもっと身を削って向き合わないと、自分たちが納得できる結果は得られないと思うんです。なので、来年は本気出そうと思ってます!

江城 ははは。え、これまでは本気じゃなかったんですか?さらに上があるの!?

角田 今って、Mattoのみなさんがすごく優秀なので、かなり甘えてるんです。来年は、もっとがんばらなきゃいけないと思っています。みんなにも、自分の媒体だって気持ちを一層強くしてほしいですね。

ゴルフサプリ公式サイト https://golfsapuri.com/

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