Mattoのコーポレートロゴをリニューアルしました!
2023年5月22日に5周年を迎えたMatto。
創立から人数も事業内容も増える中で、コーポレートアイデンティティの見直し=リブランディングを行うことになりました。
これまで何回かコラムにも取り上げたリブランディングの最後の大仕事は、コーポレートロゴの制作!今回はロゴ制作の舞台裏をデザイン視点からご紹介します!
これまでのリブランディングの経緯
5月22日に創立5周年を迎える弊社では、この機会にReブランディングを実施することになりました。 創業時のメンバーに加え新しいメンバーもいる中で、まずは現状を把握す… 続きを読むReブランディングに向けて
6年目に入った弊社ですが、5周年記念を兼ねて六本木に集合! 弊社が誕生するきっかけとなった方にご招待いただき、美味しい焼肉をご馳走になりました。 5年経ってみるとあ… 続きを読む6年目に向けて六本木に集合!
創立5周年を迎えて。Mattoのこれまで、そして、これから。
2023年5月22日に5周年を迎えたMatto。Webメディアを通じて、お客様、ユーザーなどメディアに関わる方々はも… 続きを読む創立5周年を迎えて。Mattoのこれまで、そして、これから。
策定されたブランドコア
コーポレートロゴって、どうあるべき?
コーポレートロゴは企業にとって顔。
だからこそ、会社の過去・現在・未来を詰め込んだ、Mattoブランドのコアであるミッション・ビジョン・バリューをきちんと表している必要があるのですが、これまでのロゴはブランドコアがまだ定まっていない時代に作られたものでした。
なので、新しいブランドコアに合わせ、コーポレートロゴも見直す必要がありました。
これまでのロゴにも、会社が大事にする「人」という存在を取り入れていますが、今回決まったミッション・ビジョン・バリューと見比べると、もっと入れ込みたい思いがあることに気づきました。
「好奇心」「探求」「オモシロく!」「生き方を全う」といった言葉の意味や、高い目標に対するチャレンジングな姿勢などです。
実際の制作プロセス
ロゴを見て「Mattoってこういう会社なんだ!」と一目で伝わるようにするには、何を変えたらいいでしょう?
ここからは実際の制作過程をお見せします。
まずはアイディアラフを描き出します
ばばーん!
……はい、散らかっております笑
(本当は、手書きのラフなどもあったのですが、この前の紙ゴミの日に出してしまったようです。)
大体ロゴ制作案件では、大概のデザイナーがこのようにラフを描き殴るところから始まります。PintarestやSNSなどネットで他社事例を傍目に、思いのまま時には事例の模写をしながら、たくさんのアイディアを紙やデザインツール上に放出していくのです。
そう、まさに”描くブレスト”。質より量で、まずは深く考えずに手を動かしていきます。
ここから、メンバーに初回で見せるラフ案をまとめていきます。
メンバーへ初回ラフをプレゼン
6周年のお食事会で、以下の7案をプレゼンしました。
後日、社長を除くメンバー間で話したところ、「現在のロゴを改変した案」と「線と目的案」の2つが人気。
「シンプルな方がいいんじゃないか」「この案、可愛い!おしゃれ!」「私はこれが好き」など忌憚なき意見や、「確かに今のMattoっぽいけど、5年後には合うのか?」「Mattoらしさを考えると繊細なイメージは合うのか?」など鋭い意見もちらほら。
ふむふむふむ。いろんな意見が聞けて面白いですね。
これらの意見を合わせ、経営会議で方向性案を最終決定することになりました。
決まった案は……
「風のイメージの線とかの細さより、力強さがほしい。山、人の感じ」との社長のコメントもあり、「現在の Matto ロゴを改変した案」をさらにブラッシュアップすることになりました。
ここから、さらにブラッシュアップすることになりました。
Take2
1案はラフ案を整えて調整してみました。
もう1案は、同じ方向性の中でももう少し幅を広げて、読みやすい形状にしてみました。
コンセプトの方向性はほぼ決まっていたので、ここからはメンバーでの話し合いで案を絞ります。
そして決まったのは……?
ついにロゴが決まりました!
Take 2のバリエーション1つ目で出していたうち「角っとした案」で最終調整をかけました!
新旧並べてみましたが、だいぶ印象が変わったのではないでしょうか?
旧ロゴのコンセプトを引き継ぎながらも、人とのつながり、躍動感、目標に対するチャレンジングな姿勢など、「今のMatto」をより深く体現するような形になったのでは、と思います。
最後に
今回はロゴデザインが完成するまでの過程をご紹介しました。
ロゴの制作に携わったことがない方はこんなにやるのぉっ?!と思われたかもしれません。
あるいは、デザイナーであればスムーズにいった方だよね。と思うかもしれません。
自社のブランディング案件といえば、逆に時間がかかる・拗れるというのが業界あるあるだと思います。ブランディングとは「このブランドはイメージ」と認識させる手法の総称です。組織の中にいると客観視が難しいからです。
そういう意味では、入って半年も経たない私がこのタイミングでブランディングに携われたのは幸運だったのかもしれませんね〜。ちょうどよく客観視点も残った状態で臨むことができたので☺️
これから名刺やWEBサイトのロゴも新しいものに順次変わっていきます。
社内のメンバーや関わるお客様に、”Mattoらしさ”が伝わり、いい方向へみんなで進むことができればと思います!