Mattoの2023年を振り返って
2023年も残りわずか。この1年みなさんはどんな1年でしたか?
Mattoの2023年はどんな1年だったのか、代表の清水にインタビューしました。
昨年立てた目標は、今年どの程度達成できましたか?
Mattoは、目標を立てないのが目標なんですよ。メディアは立ち上げ時期だと、数値に繋がらないことや予測できないことも多いから。業務はしっかり目先のことを計画を立ててやることは必要だけど、そこにあえて数値を入れないというのは、僕がMattoで宣言していることなんですよね。どこかのタイミングで変わるかもしれないけど。
数字を追いかけるよりも、1本でも面白い記事を書いた方がいい。Mojiギルドのライター登録にしても、数字を目標にしてやるよりも、一人のすてきなライターさんと出会える方がいい。それは理想で終わらないようにしたいし、みんなも一生懸命やってもらいたいなというのはあります。
2023年の前半はどんなことがありましたか?
今年1月、デザイナーの佐々木さんが入社しました。デザイン力が飛躍的に向上したし、何かあったときに社内で相談できるようになったのは大きいですね。それまでは外注だったので。
それから、昨年から引き続き会社の制度を整えてきました。社員をどうフォローするかや、就業規則、雇用契約書、昇給の仕組みなどを整えてきました。社労士さんなどと話し合いながらつくってきました。
5月にはMatto5周年を迎えて、「ミッション・ビジョン・バリュー」を社員中心に策定しました(詳しくはこちら https://matto-md.jp/column/post-3940/)。その過程で「Matto=テレワーク環境で生産性を上げていく」という方針を決めました。それまでは、いつかはリアルに戻るかもという前提でやっていましたが、今後はテレワークでやると明確に決めたのはこの時です。
2023年後半はどんなことがありましたか?
10月にはゴルフサプリが5周年を迎えました。2社でやっているメディアなので、意思決定をどう統一していくかは難しいところではあります。お互い信頼関係を持って共同運営をしていく体制づくりにチャレンジしながら続けてきました。
PVを上げながら収益を増やしつつ、チャットボットなど新しいことも実験的に試しながら、メディアとして存続させていくことに取り組んできました。現場のモチベーションをずっと継続するのは難しいので、頑張っている社員を認めてあげることが大事だと思っています。
10月にはMojiギルドがリリースされました。完全自社サービスは初めてです。1日1本記事更新するというのはこだわってやっています。メディアとしての魅力を保つためにもこれからリアルかオンラインでのイベントを開催するなど、コミュニティを充実させていけたらと思います。
今はカースモーラも開発中ですね。
関連会社の(株)しんがりの電気自動車のプラットフォームで、Mattoの全面協力で開発中です。車を買いたい人に販売店、ディーラーを紹介するビジネスです。もしくは、うち自体が販売会社になって電気自動車を一般ユーザーに販売するというビジネスモデルを作っていきたいと考えています。
試乗会をやってそこに販売店さんに来てもらうなどもできるかなと。自動車保険や車の買取や中古車のマッチングなど、中期的には持っていきたいなと思っています。充電スポットの設置ビジネスもやっていきたいなと。
いずれにしてもプラットフォームをつくるのは大事なので、Mattoのコンセプトとも照らし合わせながら育てていきたいですね。「電気自動車」で検索したときに1位になるサイトには持ってきたいなと思います。
先ほど目標を立てないのが目標とおっしゃっていましたが、2024年はこんなことが起きたらいいなというのはありますか?
目標を立てないというのは、メディアの初期段階だから目標が立てられないということなので、「来年中には目標を立てられる状態にすることを目標にする」ということでやっていけたらいいですね。