kindleで社員に役立つ本を買ってみた|Matto文庫開設
フルテレワークで勤務中の弊社では、先輩社員の勤務姿勢や仕事ぶりからキャッチアップして学べるという機会が少ない状況です。それでも一緒に働いている仲間なので、仕事を通して成長して欲しいという想いをどうしたらよいか…と悩んだ末、まずは知識、教養をつけるものを用意しようと、kindle本を購入することにしました。
会社が仕事に役立つと判断した本は会社で購入し、誰もが読めるようにする。
ということで、Matto文庫の開設!
今回読んだ本は
早速1冊の本を読んでみました。最初に読んだ本は、タイトルでチョイス。
新しい生活様式対応版『仕事ができる大人の「話し方・伝え方」図鑑』で、著者は西松眞子さん。
普遍的なビジネスマナーに加えてオンラインマナーを付け加えたビジネス本となっています。
フルテレワークで働く際には、一度は読んでおきたい本ですね。
本の中ではどんなマナーを提唱しているのか、紹介させていただきます。
マナー1 「今日休みます」は誰に言う?
これを聞いたら直属の上司ですと答える人が殆どだと思います。
第三者に伝えてもらったり、SNSなどで伝えるのは問題外。基本的には、自分で、電話で、上司に直接連絡するのがベスト。
弊社は基本、直接上司に口頭で伝えることにしていますが、緊急のお休みの場合はLINEやチャットでの連絡もやむを得ずという運用です。
その状況次第では直接電話や口頭で言えないこともあるでしょう。ただ、マナーを知った上での対応かどうかという点は大事ですね。
マナー2 ビジネスメール、お決まりの挨拶はいつまで必要?
私がいつも思っている答えがここにありました!(笑)
今までこういった書籍を読まなかったことを後悔。当たり前にクライアント名と挨拶文はずっと必要だと思っていました。
3度くらいのやり取りをしていれば、「いつもお世話になっております。さてこの度の○○の件ですが・・・」と、こんなシンプルさで充分。
忙しい中でのやり取りは、短く簡潔なほど親切だそうです。(今まで私は不親切でした。)
またメールの件名「Re:Re:Re:・・・」の連鎖についても、重なる場合はスパッと件名を変えてしまった方が良いという。やり取りの流れの中で、相手にとって分かりやすいかどうかの視点で考えると自然にそうなっているのかなと感じました。
マナー3 今時のビジネス会話は「5W3H1R」
ビジネス文書では「5W2H」を明確にするという観点から、今後は「5W3H1R」が必要と言われています。これも知らなかった!
追加された「H」は「How much=いくら(価格)」、「R」は「Result=結果」。コストと目指す成果を意識した情報整理法として効果があるようです。
マナー4 尊敬語と謙遜語の違い
このテーマは、一生かかっても使い方を完全マスターすることは出来ない私です。使い方に不安がある場合は調べます。ただシンプルに、相手の行動には尊敬語、自分に謙遜語という理解です。
相手に対して失礼のないように使っていきたいなと思っています。
マナー5 初対面の人にはお世話になっていない?!
ビジネスシーンでは初めて会う人にも挨拶をします。まだお世話になっていない人でも、6人の人を介せばあらゆる人と繋がっているというデータもあるように、どこかで繋がってお世話になって生きているという感謝を込めて、初対面の人でも「お世話になっております。」と爽やかに挨拶しましょう。
まとめ
オンラインマナーを追加した本でしたが、私がピックアップしたマナーはオンライン関係なく全てに通じるものになりました。社会人になり○年が経つ私も、当たり前とか一般的と思ってやってきたことが、不親切な対応になっていたことに気づきました!
時代とともに変化していることもあれば、知っていたつもりとか、そんなものだろうと思ってやってきていることって実は・・・という部分もあるので、何事も過信はダメですね。
ビジネスマナーは仕事をする上での気遣いです。ストレスが多い社会では、ちょっとした気遣いでも嬉しくなりますよね。フルテレワークの環境下では、出勤時のような緊張感を持てず、礼節がおなざりになる…ということのないように、相手のことを考えた振る舞いをしたいですね。