「Mojiギルド」デザインの裏側
10月16日リリースの弊社の新サービス・メディア「Mojiギルド」。
今回はこのメディアのデザインの裏側をご紹介します。
現実とファンタジーの融合、Mojiギルドのロゴ
ネーミングが「Mojiギルド」に決まった時、ロゴをはじめとするデザインはファンタジーの世界観を参考にしようと思いました。中世のゴシック様式の建造物、魔法、冒険者・・・
いわゆるあのイメージです。
ロゴマークは建物の看板としても機能するような形状にし、ロゴタイプも普通のフォントではなく、曲線と直線が組み合わさったちょっと不思議なイメージにしたいと思いました。
しかし、現代日本は令和。魔王もドラゴンも勇者も実在しません。
またライター業は、インスピレーションでピピーンときて魔法のように文章を作り上げる仕事ではなく、ロジカルかつ地道に、一文字一文字組み上げる仕事です。
そう考えると、ファンタジーの世界観をそのまま、ロゴをはじめデザイン全般に表現するのはいささかミスマッチ。
文字という武器を手に、ライター・編集者としての自身の夢を追いかける場所、Mojiギルド。ワクワクする場所である一方で、きちんと地に足をつけて進んで行ける道を示すそんな印象を与えるには・・・
と考えていった結果、今のロゴが生まれました。
ロゴマーク:
漢字の「文字」を、カチッと直線で、エンブレムのような盾のような形状に仕上げてます。
ヨーロッパの街頭で見られる鉄の吊り看板をイメージ。多くのライター・編集者が「文字」というシンボルを見て、このギルドの門戸を叩くことを願っています。
ロゴタイプ:
セリフ体・明朝体をベースに部分的にフォントを崩しファンタジーな雰囲気にしています。ロゴマークが硬い形状な分、こちらは柔らかくしてバランスをとっています。
サイトのデザインコンセプトは「文字が主役」
メインビジュアルの案は構成案(ワイヤーフレーム)から一貫して変わっていません。
”文字”のギルドなんだから文字が主役でなくてどうするのか。そんな思いからメインビジュアルは「文字」にしました。
ビジュアルなのに文字?と思うかもしれませんが、文字でありビジュアルです。
このメディアに来る人は何か目的があるはずです。
仕事を探しに。ライティングスキルを上げるために。副業について知りたくて。
トップページをハブに、目的のコンテンツにたどり着くためには、簡潔なことばで伝えるのが今回は有効だと考えました。
文字・言葉を大事にしているだろうライターだからこそです。
あまり見ないメインビジュアルエリアではありますが、タグページの数値も良いようで、やってみてよかったと思います。
ギルドには人が不可欠だから描いちゃった
仕事に関連する場ではあるけれどオフィスビルのような堅苦しい場ではなく、常に人が集まりワイワイと賑やかな空間。そこに集まる人は、みな何かしらの道を極めたプロ、もしくはその道を極めようとする意志の強い人たち。
そう私は思います。
つまりギルドは人があってなんぼ。
写真?いや、リアルな見てくれは不要。じゃあ描いちゃう?
ということでイラストを起用することにしました。
気軽に描いたイラストが功を奏して(?)、登録ライターの皆さんのイメージカットも全部イラストで行くことになりました。
まとめ
今回は、「Mojiギルド」のデザインの裏側をご紹介しました。
Mattoの100%自社運用メディアなので、思うがまま真っ直ぐに、デザインを行うことができました。
本来、WEBサイトのデザインをするときに、デザインについてをどこかユーザーの目につくところに書いておくなんてことは少ないので、ちょっとだけ「デザイナーってこんなこと考えてるんだ」「へぇ〜」と思ってもらえたら幸いです!
さ、今日も作業に没頭!次は何を生み出そうか!
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10月16日、弊社では「ライターの可能性と勇気が高まるメディア」というコンセプトのもと、【Mojiギルド】という新しいメディアをリリースしました!Mojiギルド… 続きを読むMojiギルド|新メディアリリース